「蒼のデラシネ」週イチ感想コラム
添島大佐が斬ったのは麗芳の体ではなく、麗芳を縛り付けていた重い手錠でした。
自由になった麗芳に大佐は刀を鞘に納めながら「行け」と。
なぜこの期に及んで麗芳を手放すことになったかというと、麗芳はもう「用無し」…というと語弊がありますが。
戦況の悪化で日本の敗戦が決定的となった今、蒼い龍は捜しても無駄だと。
6ページ目から7ページ目にかけての大佐による陸への賞賛が最初意味不明だったのですが
「陸がいなければすんなり麗芳も捕らえることが出来て、蒼い龍も早期に予定通り見つかって、日本の勝利は確実」
だったのが陸という1人の子供のために引っかき回されて蒼い龍発見が遅れた為、それに伴い日本は敗戦に追い込まれた
…と解釈してよろしいのでしょうか。
どうあれ陸から見たら「悪い奴に使われることは阻止出来た」結果となったのですが
「良い奴」も「悪い奴」もないのが戦争。 結局使われてしまいましたけどね。蒼い龍とやらは。
8月6日の広島と、9日の長崎で。
……蒼い龍とは「原子爆弾」のことでした。 …あれ…?
すると蔡博士の正体はアインシュタインだったの?いやいやそんな筈は。
原爆の元は氏の唱えた相対性理論からですが、蔡博士は実際の開発に携わっていた学者のうちの1人ということなのでしょうか。
蒼い龍=原子爆弾というオチは打ち切りのためにやむなく即興で合わせた辻褄かと思いきや、
単行本の冒頭を読んでみるとそんな伏線が確かにありますね。
「蒼い龍が目覚める時、青白い光を放ち、地上の全てを焼き尽くし、毒をまき散らす」
うーん当てはまってます。当初から予定されていたと見て良いのでしょうか。
蒼い龍の捜索を断念して今回は負けを認める大佐。頭を撃たれても死ななかった彼の経歴を見て陸達は愕然とします。
その経歴とは榊大佐が幻作りのために集めた資料の中にありました。
それは写真に写った添島大佐の姿。そこにはなんと幕末にまで遡り、今と同じそのままで幕末、明治、大正、昭和…と
姿形が変わらない添島氏がいました。いわゆる不老不死。(でもせめて20代の肉体で止まっててくれたら…)
大佐曰く「私は日本国家の意思そのもの」らしいです。
「いつか日本を我が手に治めてくれる。その時は(反乱を起こすような)貴様のような強い心を持った人間が育たない国を作ろう。」
これに関しては思惑通り計画どおり上手く行ったみたいですね。現代の日本の現状を見てみると。
学級崩壊、少年犯罪、虐待、引きこもり、地べたに座り込むetcのモラル低下…大成功ですね大佐。
終盤は主人公が完全に入れ替わって妙な感じ。盛田作品では「そして●年後」ワープが定番ですが、今回は最長です。
57年後。つまり現代ですね。大泉幸一郎というDr.マシリト似の首相が演説している後ろでほくそ笑む添島氏は、やはり57年前と同じでした。
こい…もとい大泉さん非核三原則を見直せとか言ってますよ…あわわ。
そして今回の連載で私をここまで落ち込ませたのは打ち切りそのものではなく、盛田先生の巻末コメントでの「捨てぜりふ」です…
いくらヤンサンが廃刊寸前でもうどうしょうもない、●●●●なんぞが巻頭でデカい面して載っかってるような奈落の底まで堕ちきった雑誌だからって
「最悪の戦場」なんて、言っちゃいけない。どういう経緯があってそんな表現をしたのか、それとも何か戦争映画からの引用なのか解りませんが
何も知らない読者にとってその発言にあまり良い印象はないでしょう。
それに『プロ』なんだし。どんな職業であれ社会人は本音と建前があってこそ社会人なんだと思います。
私事で恐縮ですが私の学生時代の友達で「私、言いたいことは何でも口に出す人だからぁー」と、
それがさも美徳であるかのように豪語した人がいましたが、その人はパート先を人間関係のゴタゴタで辞めたようです。
サークル内でもその場の空気も読まずにいらん事を口にしてちょっと顰蹙も買ってたので無理もないなとは思いました。
打ち切られて悔しいのは解りますがそれを我慢して、建前でも「今まで読んでくれてありがとー」等無難なコメントもしくは
いつも通り質問に(無機質に)答えた方が後味は悪くなかったと思います。立つ鳥あとを濁さず。
そして心配なのは今後盛田先生に次のお仕事がちゃんと来るか、ということであります…
最近終了した連載陣にはどれも「●●先生の次回作にご期待下さい」とハシラに入ってるのにデラシネだけ「コミックスは●月発売です」とだけ…
盛田先生の漫画がまだ読みたい一読者としてはそれもまた気がかりです。
兎にも角にも連載お疲れさまでした。まずは体を休めて思いっきり充電したら、また先生の漫画を読ませて下さい。
それまでいつまでも楽しみに待ってます。
とうとう味方まで撃っちまって暴走気味の榊さん。このままでは陸達3人はもとよりもっと沢山の犠牲が出てしまう。
ってことで麗芳は「蒼い龍の秘密を教えます」と白状してしまいます。
もう吐いてしまうんですか…まあ展開上仕方ないですけど…
4ページ目の空は腹筋が見事に割れているけど胃下垂気味…?妙に膨れてます。
盛田先生の書かれる男性のセミヌードはいつも色っぽいです。
秘密を教える代わりに陸達に手を出さない、という麗芳との約束を破って3人を銃殺しようとする榊に対して
「(よくも)麗芳様のお気持ちを…!!」と青筋まで立てて激怒する空…ああ、あんたイイ奴だな…
そこへどういうわけか添島大佐を始め少佐くんとX-MEN軍団が再登場ー。
少佐クンかっこいいなあ。ああ、そしてカンガルー兄弟(?)の小さい方を見るたび心が和む…(末期症状)
大きい方は装飾物で目立たないけど結構美形じゃないですか?実は。
下半身マッチョ姐さん、こうしてみると本当に大きい。大佐より頭1つ分大きい。
「下の人など、いない!」(by吉田戦車)を実践してます。
さて、幻を見せる能力を持つ榊大佐の哀しい過去が明らかになりました。
陸や添島大佐にその力を誇示してみせつけ、ちょっと唖然としている海と空を尻目に
彼女の心の内を見透かしたような表情で見つめる少佐くん。
「私にはこんな能力があるのだぞ。そう、こんな力が。こんな…」
得意満面だった表情が曇り始め、やがて苦悶する榊大佐。
榊大佐…榊 千江子は幼い頃その能力に目覚め、そのせいで周囲から「化け物」と迫害を受けます。
「化け物」を生んだ母親は普通の人間でしたが「ケダモノと交わって化け物を生んだ女」としてやはり虐げられていたようです。
迫害を受けて半狂乱の母親に首を絞められる千江子。結局娘を殺せず母親は自殺。
父親はこの回想では1コマも出ないので逃げたのでしょう。
ずっと1人だった彼女は「自分の王国」を夢見ます。女王は一番偉いから誰も自分をのけものにしない。
その、ずっと1人な彼女の、唯一の友達がお人形のチーコでした。
まだ能力に目覚めていなかった、母親に愛されて幸せだった頃、誕生日に貰った人形です。
淋しくて自分の能力によって「友達」を作って己を慰めることもあったでしょうが、
このチーコだけが自らが作り出した幻ではない、目の前にある本当の友達でした。
そして今回、添島大佐に斬られて絶命。消えることのないチーコに手を差し出したまま…
その添島大佐は「死なない」能力の持ち主でした。榊大佐が抵抗して発砲した銃弾が額を貫いても
意識はそのまま。銃創を一撫ですると跡形もなく傷は消え、元通りになったのです。
彼もまた「化け物」の1人でした。
そして麗芳に刀を振り下ろしたかと思いきや…?
……ごめんなさい。第30話掲載分のヤンサンを紛失しました。ファン失格!!
そんなわけで以下記憶のみで。
今回は素直に感動しました。(ヤンサン失くしたけどな!!)
「母さんはそんなこと言わない。」という陸の毅然とした態度。かっこいいです。
母さんに化けた兵隊(榊大佐の手下)が、かけつけた海に撃たれて
「どうしてこんな酷いことするの」と陸に助けを求めます。最初陸も解ってはいるけど
母の姿をした人物に手をかけられずに迷っていますが、偽母の発言を耳にして態度は急変。
母の姿をしたそいつは「どうしてそんな中国人なんかとつるんでるの」だの「青い目をしている分、日本人らしくなさい」だの
(目が青い=ハンデってことらしい)人種差別的発言をバンバン口にします。
それを聞いて陸の迷いは吹っ切れるのでした。ここで「母さんはそんなこと言わない」と来ます。
「母さんは生まれた国や肌の色や目の色で人を見たりしない。国や文化が違ってもお互いを尊重するように…
だから日本人の母さんはアメリカ人の父さんと結婚したんだ。…お前みたいな奴が母さんを騙るな!!」
うろ覚えです。すみません。30話を見つけだしたら正確な記述に訂正します。
そして外では暴動が勃発した模様。船長さんは役回りは地味だけどここぞと言うとき大活躍です。
あ、そうそう陸をかばって撃たれた空に命に別状はなく…陸に何故自分をかばった、と問われ
「お前が撃たれたら麗芳様が悲しむ」とあくまで「麗芳のためにやったんだ」というのを強調したいらしいです。
半分ほんとで半分嘘でしょう。
陸ってやっぱりお母さん似なんだなあ…としみじみ思いました。
男の子は大概母親に似るってのは本当なんですねー。
それに伴い更に気になる陸パパの消息。陸ママとはどのような出逢いをしてどういう経緯でそんな仲になって
離ればなれになってしまってるのか(あれ?冒頭のあの言い方だと生きてるんですよね?)
なんか今回は「電光石火」の終盤のように敵方の屋敷に攻め入ってました。
それにしても麗芳は可愛いですね。10ページ目で榊大佐を見て「何じゃコイツは」って表情の彼女がなにげにツボでした。
お人形のチーコを見つめるときの榊大佐の眼差しが優しいです。
「また遊んであげますからねー」とのことですが普段どうやって「遊んで」いるのですか…
あの凛々しい軍服姿でおままごととかしているところを想像すると微笑ましくもあり恐ろしくもあり。
榊大佐の能力によって生み出された陸ママの幻影に命を奪われそうになった陸。
それを助けたのは恋敵・空。
空、心中では「こいつさえいなければ(怒)」とも思っていたでしょうに、やっぱり蒼い龍に引き寄せられた仲間ですから。
陸をかばって凶弾に倒れる空…今回に関してはや●いな気分にはなりませんでした。(←論点がチガウ)
今週は絵に、特に麗芳に気合いが入っててうっとり。
8ページ目の榊大佐との妖しげな2ショットのコマなんか唇も艶やかで色っぽい。ドキドキ。
「そうはいかない」って表情の時も身につけてるあの衣装が…顎ひものひらひらがミスマッチでなんだか妙な感じ。(笑)
今までの盛田作品に「唇にトーン」はアップの時でさえ全くと言っていいほど無かったんですが
今回男性キャラ・空にまで色っぽくトーンで唇が染めてありますよ(12ページ目)
今のアシスタントさんなりの技法?
あーそれにしても少佐クンいい人だなー。名前も年齢も未だ不明ですが
「実は添島大佐の実の息子で、試作1号として差し出された」なんてことではありませんように…
ところで陸達には見えてた”幻(ニセモノ)の麗芳”。なぜ少佐クンには見えてなかったのか。
超能力者による幻覚は同じ超能力者には無効なんでしょうか?
お人形の「チーコ」。榊大佐にもどうやら過去に何らかの暗い影がありそうですな。
今更ながらつくづく思いました。
戦争っていうのはやっぱり人の心が生み出す鬼の権化なんだなー…
陸と空がとうとう力でもって争いを起こし始めました。
戦争を非難する言葉を羅列して主張してみても結局自分たちのやってることも戦争のそれと同じ。
国家レベルにしても陸・空のような個人のレベルにしても、戦争で共通しているのは
双方が「自分が正義だ」「自分が正しい」って思ってること。
伊原も幼い頃、父から聞かされました。
「戦争っちゃ何で起こるか分かっか? どっちも正義だからだよ
こっちは悪くねえ 悪いのは向こうだとお互いが思ってるからだ」
空はやっぱり陸に対して多少嫉妬はしていた様子。
麗芳と出逢うのに陸に先を越された劣等感というか。
家系のために人生を縛られ、そのまだ見ぬ女性のために今日まで生きてきても、思いを募らせても
肝心の女性の心は既に別の男のところで花を咲かせ。そりゃあイヤになるわ。
陸もさっきまで鼻を赤くして泣いていたと思ったら10ページ目でいきなり豹変して目が戦闘態勢に入るし
陸と空の真ん中の存在、海が銃で止めようとしますが仲間を撃てるわけがなく…
そんな時出てきた少佐クーン(笑)
あなた富士の裾野で2人を逃がした時「今回だけだよ」とか言ってたのに。
やっぱり榊大佐が気に入らないから自然に陸側の肩を持ちたくなっちゃうのかな…
そんでもって今週最後の2ページ…引いた。すんません!わたし素で引きました!
そして「………変態?」ってふうに榊大佐を見据える麗芳の表情がナイス。
しかしこういう衣装の資料ってどこで調達するのかな
まああの時代でこの恰好は確かにアレだろうけど現代の原宿・渋谷をうろついてる
背中に羽根・眼帯・包帯付きヒラヒラメルヘンコスチューム(正式には何て言うの?)よりは可愛いです。はい。
…しかしこういう展開を盛田先生は意図してやってるんでしょうか。たとえば私のようなオタク女を撃退するためか
もしくは多少引かれてもいいからインパクトを強める為の苦肉の策なのか…
偽物だった海っち。榊大佐による超能力が見せた幻だった模様。
榊大佐は今度は陸の幻影も作り出して、「麗芳の居所を日本軍に密告する場面」を空に見せて誘惑します。
仲間としても恋敵としても陸に失望する空ちゃん。
ほんの小さなシミでしかなかった「不信感」が彼らの中でどんどん大きくなり、心を腐らせていきます。
榊大佐の思惑通り、疑心暗鬼による空中分解計画は進んでいき…
今回は前ページ通して陸の表情が全部不安そうで悲しげで何だか可哀相でした。
ニセモノ陸の不敵な笑みが凶悪で、ある意味素敵でしたが(笑)
戦争が始まった時に迫害を受けた辛さを思い出し、今までの勇敢さはどこへやら。
仲間とはぐれて1人になりそうになった時、不安がそうさせてるのか幼さが残る表情で
「もうあんな思いはしたくない」と吐露するのでした。
それにしても空ちゃんは”尽くす”タイプだなー。全身全霊で愛してくれそうで。
袖の部分を引きちぎって麗芳のために汗拭きに使って、露わになった腕が色っぽい。
思っても見なかった展開でビックリ仰天。
「…麗芳が…死んだ」
どうなっちゃったの海っち。
まんまと洗脳されたのかしら、それとも出てきたのは偽物で本物の海っちは榊大佐の手中とか…?
血しぶきが上がってますがほんとに撃っちゃったのかなー
来週が素直に気になります。
チビスケ最高。添島大佐のお小言を目の前にして怯えてる!
しかし姐さんにしても上半身だけ見れば普通の人ですな。
蒼い龍って具体的にどんな兵器?やっぱり巨神兵みたいなのしか思いつかない。
微妙な心理を表情でもって表すところが盛田先生はやっぱり巧いです。
16ページの海とか。でもちょっと目が離れ気味かも…?
アクションに気合いが入ってて良かったです。いやしかし…
今頃気付きましたが陸、かなり、かーなーり吹っ飛ばされてますよ(笑)
綺麗に反り返ってる姿が空中ブランコの時のそれみたいで美しくも見え。(気のせい?)
同じような辛い道を歩んできた仲間を信じ、己の運命を受け入れようと「自分」を持ち始める麗芳が凛々しいです。
おんぶにだっこで流されるだけじゃあ自分のためにもそして大切な陸(及び仲間達)のためにもならないし。
前を向いて歩くことを決意したその表情を応援したくなります。
しかし空ちゃんはだんだん性格がアレな感じになってきました。青筋たててカチンときているあたりとか。
でも「麗芳さまラブラブ」。観察してみると面白そうだ。
そして一路、上海へ。
XMENのカンガルー兄弟に密かに夢中。特にチビスケのほう。
皮肉言われてムッと振り向いてる所なんか可愛くて最高。
いやあ、このサブタイトル、伊原さんが幼少の時に親から日常的に浴びせられてた言葉なので
ちょっと一瞬だけ「はうあっ!」とすくんでしましました。
まあそういう「カワイソウな私に同情してして」なイタタ自分語りは置いといて。
ゴツいチカラばか(後藤さん?)、「逃っがすもんかーーー」が少年漫画的というか熱血してて可愛いかも。
「あきらめないぞ…あきらめるもんかーーー!!」((c)キッカーズ)みたいに。
一人称も以外にも「ボク」だし。外見から「俺」か「オイラ」かと思ったら。
もしかしたら精神年齢が小学生なのかも?
冒頭の麗芳の前髪が妙にクセっ毛になっていて違和感。
ウラミハラサデオクベキカ海っち、あの機関銃はどこから…と思ったら中国軍が置いてったのを拝借してるのね。
四次元コートか四次元革手袋かと一瞬思いました。
コンちゃん(ブラザー・コンに非ず)は見てて楽しいのう…麗芳を気遣ってる様子が微笑ましいざんす。
そして陸は今週もかっこよく可愛かったーー。16ページ目の凛々しい表情とその次ページの
「のろま。」の時のポヨンとした顔のギャップがいい感じ。両腕を腰にあてて仁王立ちだし。
しかし見つめ合って名前を呼び合うところで腐女子は「誘ってますか盛田てんてえ…」と呟くのでした。
そして我に返って自己嫌悪。にじゅうウン歳の秋だから。
これは…もう覚悟しておいた方がよいのでしょうか。何なんだ ジャカジャカめんより後ろって。
何なんだ よりによってこのアオリが「風前の灯火」って。
バトルシーンもスピード・動きが無く気合いが足りないように思えました。
効果線が足りないせいもあるのかなあ。
でも11ページ目の陸がかっこいいからよしとします。
陸は急に男らしくなりました。腕なんか筋肉がついて更にたくましく。
しかし空ちゃん、まだ見ぬ女性を今日初めて目にしてそこまで言い切る根拠はどこから…
あ、そういえば「ときめきトゥナイト」にもありました。こういうの。
曜子さんというヤクザの娘が、敵対する組の1人息子との政略結婚をある日突然打ち明けられて、
おしかけ女房ならぬおしかけ旦那の求愛に反発しながらも惹かれていく…というもの。
相手の息子は小さい頃から「お前は神谷組(曜子の組)の娘と結婚するんだ」と言い聞かされ、
「俺の妻になる女」としてまだ見ぬ曜子に思いを募らせながら今日まで来たのでした。
一方、大きくなるまで何も聞かされていなかった曜子は猛反発。「私は俊(阿南に非ず)が好きなの!」と
許嫁のアプローチをかたくなに拒否し、「意地や思いこみで結婚を考えるなーーー!!」と絶叫する始末。
が、その間いろいろあって許嫁クンがいかに自分のことを想ってくれているかを知り、少しずつ心を許していきます。
そして許嫁くんの被弾、大怪我→入院という事件が起こりとうとう曜子は自分の気持ちに気付き、彼と結ばれました。
(故あってその後離婚し、もう1度結婚し直します。)
細かいところは忘れちゃった。確か付録の別冊で読んだな…
…おっと!デラシネの話です。空くんは「ポッと出のガキに獲られてなるものか」と必死なのでしょうか。
陸が日本人という相乗効果も加わって
(↓20話の時の訂正。邪険にする理由として陸が日本人ということも少しは関係しているのかも。)
XMENの一人にとうとう見つかってしまいました。
この機会に仲直りして力を合わせて戦いましょう。陸海空(そして船長軍団)
空の顔は結構好きなタイプだ…まだ出てきたばかりなので中身の方はよく分かりませんが。
Xメン軍団ではダントツ1位で下半身マッチョ姐さんが気になりどころだったのですが、えーと3ページ目の右から3番目。見て真っ先に脳裏をよぎった単語は
「カンガルー ………。」
いや、色っぽいマッチョ姐さんがやるなら母性っぽくてまだ可愛げがあるんですが…
スキンヘッドのアニキの喉元にちょこんと頭だけ出してる凶悪顔・三白眼のボウズ…
愛らしいやら気味悪いやら、とにかく20秒ぐらい彼らに釘付けでした。この小さいのが指令出して、大きいのが動くほう?
今週の麗芳も可愛かったですね。16ページ2コマ目なんか色っぽくてドキドキ。
脱出に成功した陸たちが麗芳危機のところに駆けつけ、反撃開始です。
どうやら麗芳と空は特別な関係らしいですよ。何代も前から家と家との繋がりがあって…
あらあら。まるで許嫁みたいじゃないですか麗芳。陸が知ったらちょっと嫉妬するかも。
空が持ってる龍の頭型の石は龍王像といい、胴体の部分と分けて空の家系・袁家が持っています。袁家は蒼い龍伝説を後生に伝える「語り部」です。
では、その龍王像のかたわれ・胴体部分はどこか?というと「蒼い龍の巫女」・麗芳たち蔡家が守ってるんだそうです。
そんな因縁の家系で繋がっている2人ですが、その像を見せながら麗芳を口説く空。
恋愛感情なのかな〜?「袁家の当主になって以来、出逢えるのをずっと夢見てた」そうですが…
あくまで仕事のパートナーがどんな人か無機質に想像してたのか、それともその思いが自分の中で成長し、結果特別な感情にまでなったのか。
後者かな…麗芳が陸、陸と言ってるのを複雑な表情で聞いてたし。嫉妬?「大切な人」とまで言いだした時には拳をこらえてたけど
あれは1人の男としての想いがそうさせてたのか…な?陸が日本鬼子だからどうのこうのというのは建前のような気がします。
しかし「蒼い龍の復活」って、一体どういう手順でどういう方法で行うのー?教えて空ちゃん(T_T)
あ、と第7話ぐらいで私ここの感想で「麗芳はあんな酷いとばっちりを被っておいても、開発者である爺さんへの恨み言を言わないのが偉い」と書きましたが
さすがにここまで来ると責める気持ちも生じてくるでしょう。自分が巫女であることを教えてくれなかったということを知って、初めて爺さんへの不満を漏らす麗芳。
「1人で苦しみ背負っていく気でいたならどうして自分にその話を振ってきたのか」…まあ「巫女」というそういう家系の女に生まれた子の宿命なんですが
問題はそんな大切な使命を今まで教えてもらえなかったこと。もっと早い時期から言っておくべきなのになー。順番間違えたね。
榊大佐も少佐クンと同じ系統のエスパーでした。X-MEN軍団も出動して大暴れの予感。
そして牢屋に囚われの身となった陸たちは、日本軍来襲の混乱に紛れてサーカスよろしく脱出作戦を遂行中。
早くも「空」の戦士が登場しました。「袁空(ユアンコン)」さまです。期待通り(?)美形です。ロン毛の古橋です。
蒼い龍の伝説の「語り部」一族の末裔だそうですが、文字は使わないのでしょうか。
彼によってさらりと告げられる、麗芳の大切な人たちの死。動揺する暇もなく次から次へと衝撃的な事実が明かされていきます。
自分のことを「蒼い龍の巫女」と呼ぶ青年と、その青年が持つ石に共鳴する刺青。麗芳のジイさんは一体彼女にナニをしでかしたのか。
聞けば「蒼い龍」とは人類の祖・=中国の神人「伏犠」が生みだし、秦の始皇帝が天下統一のために使った超兵器なんだそうで。
ナウシカの巨神兵みたいなもんでしょうか。
その蒼い龍は今どこにあるのでしょう?その在処を示す地図が麗芳の背中に書かれているのですが、
「麗芳の体の中に埋め込んである」とかいうんじゃあ…まさかね。ハハ。
中国軍の牢屋に押し込まれた陸たちと、ト式強化歩兵を導入し麗芳奪回に動き出す三田…もとい榊大佐。
陸・海・空の戦士が揃って今後運命はどう切り開かれていくのか。
そりゃあ変な感じするよね。連れて行かれたの知ってる人達に久しぶりに会ったら
「麗芳じゃないか!無事だったのか!」「良く生きて帰ってきたね心配してたのよ」とか
大騒ぎで出迎えてくれるはずなのに、そんなこと最初からなかったみたいに日常的なやりとり…
麗芳の大切な人たち、記憶奪われるだけならまだしも、既に殺されて人造人間にされてたら救われないなあ…
薪売り爺さんの「ヤア リーファン キョウモイイテンキダネ」も、友達の「アラ リーファンコンニチハ」も、
添島機関が組み込んだプログラムによる音声かと思うと…怖いよ怖いよ。麗芳きっとおかしくなっちゃうよ
突如現れた体中の文様は一体…?
三田大佐…もとい榊大佐がなんというか、頭を丸めた曽我さんと話してるみたいで少しだけ懐かしい気分に。
盛田先生の今の絵柄でしっぷうどとうを描いたらどうなるのかなあ。
以前より目が大きく描かれている感じがします。アニメまつげのせいだけじゃあないかも。
海っちが妙に現実的でいい感じ。「何だそりゃ」と一蹴するあたりさすが生死の境を彷徨った強者だけありますわ。
絵が…絵が歪んでるよ…!6ページ目の海っちなんか歪んでるというより「ひしゃげてる」というか…(泣)
同ページ3コマ目の陸も劣らず直視できない顔してますが。
海っちは初登場時のような丸い顔立ちの方がいいなあ。先週辺りから馬っぽくなってきてイヤですわ。
掲載順位も微妙だしね…盛田先生の精神状態が心配です。
言葉にはしないけどお互いの才能を認め合い、手を組もうと決めた陸と海。「空」もそのうち加わるのでしょうけど
その人はいつ出るのかな?
あーーそれにしても…あーーなんかもう…「X-MEN」みたいなのが大勢出てきてまいっちんぐ。
個人的に「あはーんv」と常に言ってそうな悩ましげな表情の美女戦士(腰から下がマッチョ)をプッシュ。
弁天さま(うる星やつら)が付けてるような鋼鉄ブラもかっこいい。
そして三田監督!大佐よりも偉い人なんですね。
榊さんとおっしゃるそうですが心の中で「三田監督」と呼ばせていただきます。
これからどうなるんだろう…いろんな意味で気になります。
第16話 『みんな一緒に』
菊間太一は海辺の漁村に住む、4人兄弟のいちばんお兄さんとしてみんなを支える普通の少年でした。
彼は平和のために愛する者のために戦い、傷つき、血反吐を吐き、信じた者に騙され 利用された挙げ句
「つぐなうために」敵もろとも自爆しました。
享年二十歳。
この間読んだ「文芸春秋」での遺書特集。文豪、俳優、中学生…自殺であったり死期を悟ったが故の行動だったり
素性も経緯も様々ですがその中で最もやるせなかったのが第二次大戦末期、特攻隊員が突撃前に家族に宛てた手紙です。
「遺書」とひと括りにするのが申し訳ないぐらい。
ただ一人の肉親である幼い妹に宛てたある特攻隊員は、手紙の中でこう書いています。
「おにいちゃんの遺品は全部質に入れるなどしてお金に換えて、きみの学費にして下さい。モノを残すよりも、きみの未来のほうが大切です。」
…だめです。書いてるだけで泣けてきます。この手の遺書は上官になるにつれて言い回しがやたら小難しくなるのですが(当たり前ですけどね)
こういうごく平凡な青年の生活感のある言葉で書かれてある方のが、キます。
しかし昔の二十歳はすごいです。↓は同じく特攻前に両親に宛てた手紙より。
「御父上、御母上、今日の今まで手塩にかけてここまで育てて頂き誠に有り難う御座いました。」
現代の二十歳にこんな事が果たして書けるだろうか。成人式じゃ酒飲んで暴れ地べたにあぐら・所構わず騒ぎすぐへこたれ
「傷ついた」とかメソメソとひきこもり、簡単に死を選び、遺書は遺書でひらがなだらけで「ボクはもうつかれたよぅ」「ボクはもうだめだあ」
「どうせボクなんか生まれて来なきゃよかったんだあ」「ボクは、ボクは、ボクは、」 ………あ〜〜ウザ。
まあそれなりに色々悩んでたんだろうけど親に「先立つ不孝をお許し下さい」ぐらい書こうよ…
自分にしか興味がない狭い世界でしか生きられないから、ちょっとでも異物が混じるとショートして機能停止しちゃうの?
余談で埋めてしまった…初登場時にムッツリ表情とカタコトでの「殺す」しか言わなかった菊間。
皮肉にも陸との出逢いにより本来の自分と記憶を取り戻し、人間らしさを見せ始めます。
懐かしいお国言葉と共におだやかな表情で敵陣に突っ込んでいくその姿に悲しさと虚しさがこみ上げます。
君の潜水能力で、我々特務機関に協力してもらいたい!(ピカッ)
添島大佐が西洋スーツ・火野に見えたヨ…よろり。
漁村の貧しい一家をゼネで釣る丸メガネ。これでゼネばらまきでもし出したらさすがの伊原さんもちょっと引きます。
本編のほうは今回の連載で初めて”微妙”なものを感じました。(私個人の見解で)
セリフが多いよぅ…過去のエピソードはあの流れで自然なんだけど、後半のまさに急ぎ足な「青年の主張大会」が
「電光石火」終盤のソレを彷彿とさせて 言いしれぬ不安に襲われます。
添島機関は菊間の他にも実験体をいくつも作っていたそうですが
ほかにどんな能力を持ったのがいるのでしょう。AKIRAのように28号とかいたりして。
戦争の矛盾に気付いた菊間っち。
歴史上に点在する平和なんてのは 河のような血と山のような死体と空のように無限の憎しみが土台となって
その上にのんべんだらりとあぐらかいてるだけのもんさ。(比喩表現が相変わらずお粗末でもうしわけ。)
暴走し始めた菊間に砲撃が放たれましたが、菊間、ここで悲しい結果にならないでほしいなあ。
陸の仲間になってほしいと言いましたが、過去に海っちとそんなことがあったとは…
そのことを水に流して「手を組みましょう」なんてのは海っちの心情を察すると難しいかも?
履歴書の隅っこに、さりげなく書かれた「改良後 暴発ノ恐レ(有リ?)」の注意書き。
顔と右腕にある動脈というか、大事な配線を切られてしまった為に全体的におかしくなってしまった模様。
そんな危険な実験体でいざという時大惨事にならないんだろうか。
自分たち(添島機関)も巻き添えくうことにならないのかな…なんて他人事ながら気になる次第であります。
皮肉なことに陸が守ろうとしている子供達にとって、その陸こそが「青い目=敵」でした。
子供というのは純粋ゆえ単純なので、自分たちの乗る船を「青い目の敵」もろとも沈めに来た得体の知れない怪物にすら
期待の声援を送ってしまうのです。
聞こえてくる幼い声援、蘇る記憶。
改造される前の菊間は、優しく微笑んだり激昂したり、人間らしい表情を持った生身の「人間」でした。
彼は4人兄弟の長男として海のある田舎で幼い弟妹を率いて、貧しいながらも元気に生きていました。
共産主義(アカ)扱いされて逮捕された父親のこともあって、村八分状態の菊間兄弟。
ちょうど境遇が陸に似ています。
「父ちゃんはアカなんかと違う…平和がいいって言っただけじゃ!」
そんな彼がどういった経緯でもって現在のような姿になったのか?来週あたりに彼の過去が明かされるようです。
それにしても菊間っち…20歳だったのね。オトナ!!下の名前も判明。その名も「太一」。
そしてこの方言はどちらの方の…?西日本のどのあたりなんでしょう。
あ、それと今週のヤングサンデーの巻末にある「YS通信(お便り紹介コーナー)」に
私が送ったイラスト葉書を載せていただきました。(もちろんデラシネのね。)
連載5話目ぐらいに送って、全然載らないから「あまりにも似てなさすぎてボツになったのか…」と落胆し、
忘れた今頃に思いがけず載ってるのを見てちょっとびっくり。
ちなみにペンネームも微妙に変えてあります(笑)
イエーイこれで掲載記念テレカがもらえるのねー♪でもこれってちゃんと「デラシネの」テレカが来るんですよねえ?
以前スピリッツの方で「しっぷうどとう」のハシラ感想文に2回載ったのですが、
その時来た記念テレカが「ちょんまげどん」と「大人袋」…
いやいや、有り難く使わせていただきましたけど、なんだか複雑でした。
アンケートの懸賞で当たったはいいが…宇都宮にファー●トキッチ●なんかあったかなあ。
プレゼント貰えるのはありがたいが、私としてはデラシネをもっと前の方に載せてくれた方が嬉しいなぁ。編集部様。
沈没した船を捨ててボートで漂流する陸たち。陸と海が無言でお互いの素性を探り合ってますが、
やはり口には出さない模様。
漂流中にやっと見つけた大きな船。中国にある日本人学校のものです。
だけどそれは航海中に米軍の砲撃を受けて満身創痍の疎開船でした。
陸の蒼い目を見て「鬼」と罵る子供達と、久しぶりに悲しい目をする陸と「日本人だって鬼じゃないの!」という反論を
理性でもって飲み込む麗芳…(そこでそんなこと言ったら海に放り込まれちゃうからね)
彼女の「世界中…鬼だ」という心の中のつぶやきが悲しくてやりきれません。
そんなところへ菊間くんが再登場。
前回のお礼参りよろしくガンガン攻撃してきますが、陸の後ろにいた子供たちを目にするやいなや
その攻撃の手を「ビタッ」と止めます。(もちろん無表情で)
この人にも過去になんやかんやがあるっぽいです。
負傷しながらも菊間に挑む海と「誰も死なせない!」と意を決して反撃に出る陸。さて…?
米軍の攻撃により密航船が沈没。船長いい人なのに可哀相…(ちなみに船長も助かりました。カナヅチらしいですけど)
お互いを信じ合って思い合って、水の中で見つめ合いながら安らいだ表情を見せるふたり。
そこで過剰なラブシーン(水中でキスとか)に持っていかない辺りが盛田先生の良いところ。
「俺は無力だ…」と嘆く陸に「信じてた」と微笑みかける麗芳と、それに「強くなりたい(強くなるんだ)」と決意する陸。
このあたりの二人が実に良い表情をしてます。
ところで…菊間っち、実は偉かったのね!少佐だったなんて。
先週のロケットパンチでどっか行っちゃった右手も新しくはめ直して一足早く中国大陸へ上陸。
そして陸たちも海が用意したボートで一路、中国へ…って。無理がないかい?ボート…
海っちはどうやら元・軍人のようで。軍を抜け出した過去に何があったのかまだ明かされてませんが
10代ではないことだけはわかりました。
第11話 『終わりだ』
新キャラ・神道海(しんどう・かい)くんですが… おいしいですねこの子…ハマりそう。弱くて(笑) この「無視かよ!」にはめちゃめちゃ笑わせてもらいました。可愛いよあなた。 先週思った通り右手の排水穴(?)を撃たれてどうするのかと思ったら ロケットパンチですかい。 コンビニで思わず「ギニャー!」と声をあげそうになりましたわ。 菊間っちったらイカス…次から次へと… ああん仲間になってくれないかなぁ。この人。 そして今週目を見張ったのは麗芳の勇気。 首を絞められて死にかけの陸を救おうと、おぼつかない手つきで 銃口を菊間に向ける瞳の、意志の強さよ… 陸も陸で常に麗芳のことを優先して考えてるし。人を思いやる心の なんという清らかなことよ…と純粋なこの2人に心打たれましたわい。 男色マンガの読み過ぎで薄汚れた私の心も洗い流しておくれぃ。 |
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第10話 『貴様は殺す』
新キャラが続々登場です。気持ちはまさに最後ページ2コマ目の船長と同じ。 いや〜それにしても…いやはや。添島機関の技術は凄いですね。 菊間君(随分若いです彼。17歳ぐらい?)…鉄雄みたい。腕が。 右のラクガキ、圧縮しすぎて読めませんが手のひらの真ん中にあるのは 水が出る穴です。そこから出す水の勢いで鉄なんかも破壊するらしい… 4ページ目の手から出てる煙は”気”は”気”でも水蒸気か… 黒い全身タイツと体中に巻き付くチューブの束がサイボーグっぽくていい感じ。 ちなみに心臓の装置は実際ハートマークなんかじゃありません。 始終このむっつりした表情で船を横に斬ったり その表情のまま「カモンカモン」と手招きするも麗芳に「ぃやっ」言われて逃げられたり 尻の辺りがぴちぴちだったり水掻きついてたり、色々とオイシイです。 ん?最後に水が出る穴撃たれちゃいましたよ彼。弱点はそこなのかしら。 そして菊間君を撃った新キャラ・このデコッパチガンマンくんは…誰? 先週からチラチラ隠れてる伏線の人じゃあないっぽいです。 「やっとめぐり会えたぜ…」って、偶然この船に乗ってたの?船員には見えませんが 新キャラの菊間君とデコッパチ君に気を取られて気付きませんでしたが 13ページ目の陸の後ろ姿がかっこいいvv16ページ目のアップもね。 いろいろ賑やかになってきて今後が楽しみです。 |
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…更新が遅れて申し訳ないです。
他誌の某経済漫画打ち切りを未だに引きずっております。こうなったらヤンサンで再開して頂きたい…(ピカ…)←力無い光り
人間魚雷……?ダウンタウンがよくやってるバツゲーム(人間大砲)みたいなパフォーマンスしてるこの青年(?)が
添島機関・「ゆ組の菊間」ですか。密航船の船長と陸がサシで勝負しようとしているところに突如現れたこの青年。
少佐君のように改造されたようですが何番目の人なんでしょう。(少佐君が試作1号)
冒頭の陸と麗芳のやりとりが初々しくてぎこちなくて可愛いです。
ちょっと口を滑らして「しまった」と取り繕うけどかえって泥沼な陸の反応が見ていて楽しいけど少し悲しい。
7ページ目の複雑な表情とか、「バカなこと言わせた…」とひそかに後悔する時の表情が何とも味わい深く、
やっぱりこういうときの少年の表情や心理を描かせたらうまいなあ。盛田先生。
今回の船長が鬼畜でなくてよかった〜!陸の味方になってくれないかなぁ…
それにしてもチラチラ出てくる人影が気になるな。敵か味方かまだ判りませんが。
6ページ最後コマ、2人の肉まんみたいな顔が可愛いです。
陸の年齢が指名手配書から判明。やっぱり14歳でした。
麗芳の方はフキダシに隠れて見えない〜;
陸を逃した失態から独房に入れられ、コマをまわすしかない少佐クンの姿が悲しい。
「独りで楽しむ」から「独楽」か…彼、生まれた直後に改造されたのかなあ。
研究室で育って、同じ年頃の友達もいなくて、能力開発の実験なんかで
「隠してある物を見つけたらどこかに連れてってあげる」とか簡単なエサで釣られたりいいように使われて…
ここまであくまで推測で、少佐クンの過去なんかはまだまだ開かされてはいないのですが。
大人びた口調とか、頭は良いらしいけどやっぱり心は子供なんでしょう。
添島大佐も手のひら返したように「貴様」呼ばわりだし。
密航という形で上海行きの船に乗り込んだ陸と麗芳。
後半2ページぐらいのテンポが急ぎ足で、特に17ページ目の5コマ目から6コマ目にかけての流れには
かなり無理があると思うのですが。
それに船が既に出た後でクレーンの存在に気付いて、そこに辿り着くまでかなり時間がかかると思うし、
その間に船は進むし。はたして空中ブランコの要領で船に飛び乗るにしても届く範囲に船はあったのでしょうか?
いや、いいんです。細かいことは気にしない。
船に乗る前のドタバタも、私だったらあそこで「船が出ちゃう」といって、
大人にいたぶられてた子供をそのまま見捨ててしまうところですが
陸はそこで逃げずに立ち向かって、偉いです。
今回助けた子供が今後ずっと先の話の伏線に…なったりしないか、別に。
号泣に続く大号泣な今回。目の下にクマが出来るほどひとしきり泣いた後、女の子の半裸に動揺する主人公。
手で顔を隠してはいるが陸、実は指の隙間からチラ見してない?まったくもう(*>w<*)男の子なんだからン☆
それにしても麗芳の裸の背中は…なんというか…男らしいですな!!(困笑)
盛田先生…14ページ目の背中の形が微妙にアレです。
今回全体的に絵が荒いよう…(泣)何かあったんですか?盛田先生…
13ページ目の麗芳の髪をもっと丁寧に描いて欲しかったなあ。GW進行で時間がなかったとか?
それはさておき、今回は麗芳の背中の刺青について具体的にその秘密が明かされてます。
麗芳のおじいさん、蔡博士は「蒼い龍」の研究をしていた。その研究した”モノ”全てが隠されている場所の地図が
この刺青だという。”モノ”ってことは実体があるってことなのね。なんだか村上御大の「龍-ロン-」を思い出します。
「蒼龍」=そうりゅうって確かエヴァンゲリオンに登場する「惣流・アスカ・ラングレー」の元ネタになったとかいう
日本空軍戦闘機の名前ですよね?(だったかな?自信なし)
しかし学者爺さんのプライドのためにとんだとばっちりを受けるハメになった麗芳はかわいそう。
引っ捕らえられて心の中に入り込まれたり変態軍人に鞭で打たれたり頭踏みつけられたり電流流されたり。
こんな目に遭いながらも、それでも爺さんへの恨み言なんか一言も口にしないのが偉いなあと思います、健気。
この過酷な運命にどう立ち向かうのか。己を縛る龍と同じ”蒼”を瞳に湛える少年・陸とどんな険しい道を駆けて行くのか。
来週から新章突入です。
うわああああああん!!大竹くうううん!!!(号泣)←電光石火の高村さんの回とデジャブります)
陸と仲直りして仲間になると踏んではいましたが、まさかこんなに短い間だったとは…
陸と共にこの長い道のりを旅して欲しかったのに。残念です。
どてっ腹に穴を2,3個開けられながらもあの変態を取り押さえ、大好きな兄貴と同じ軍隊に入ったこと、その後の夢を語る大竹君…
卑劣極まりない添島機関の手口に失望して、怒りを露わにする姿がかっこよかった。
しかしこの変態…「お前がまともな人間じゃなくなっていくサマを、見せてくれよお。(じゅるり)」
そう言うオマエの方が既にまともじゃ無いだろ、と心の中で突っ込んだのは私だけではあるまい。
しかし…最近の盛田漫画にはなぜかこの手の変態が出てくるようになりましたね。
電光石火の清長のは演技だったし、憎めないキャラクターだったけど…今回のこの真性変態は嫌悪感しかありません。
あの状況下でついさっきまであんな酷い目に遭っていたのに、大竹くんの話に耳を傾け心から涙する麗芳を尊敬します。
ああ、これぞ大和撫子。(中国人だけど)
涙とヨダレにまみれたヒロイン…(泣)でもそこが「可愛いだけのお人形」ではなく、血が通った”生身の人間”の女の子であることが主張されている、と思うのです。
ところで麗芳救出に事実上協力してしまった少尉クンはこのあとどうするつもりでしょう?
「ごめんっ、ごめんな大竹っ!!ごめんなあ!!」
「バーカ…そりゃ俺が言いたかったことだよ…陸 ずっと…言いたかった…」
自分が許されたいだけの罪滅ぼしだけじゃなくて、陸への深い友愛が感じられ、切なくなりました。
ボタンを押すときの「ポチッ」という擬音の後に「とな」と心の中で無意識に付け足してしまう私はやっぱり若くないらしい。
しかし「ポチッ」…か。こんなコテコテな古典的擬音久しぶりに聞いたよ。もっとこう、「ピッ」とかさ…
でもまあ、「擬音」というジャンルではあの例の経済漫画には敵いません。ドッポーン ジ(略)
あの兵隊軍団といい、エスパー少尉といい、添島機関って何なんでしょう。731部隊よりもっとマッドなものなんでしょうか。
変態オヤヂ轟、早く死なないかしら♪ほんとにイヤですこの人。
そして罠に落ちた陸と少尉クンはこれからどうるのでしょう。ああいった罠のシーンはルパン3世・カリ城などでも見られますが
少尉クンの超能力によって下水に通じる穴を見つけたり、軽業師・陸が少尉クンをおんぶしつつ壁をよじ登ったり?
来週で決着がつくのかどうか微妙なところ。
陸はあと5年もしたら絶対いい男に成長しますよ。今現在の陸は「ブルーダー」・仁兄さんの13歳当時にそっくりです。
来週はセンターカラーです。わーい♪
…盛田先生は疲れていらっしゃるんでしょうか。(13ページ目)
この「オイオイオイオイ。」感は『電光石火・バカ殿凧で登場』の回でもありましたが
まあ、ああいう表現でなきゃ13ページ4コマ目の「蹴散らし感」が出ないわけで。
それにしても「可愛い女の子の全裸」は青年誌では必須のようです。今更言う事じゃありませんが。
麗芳、もすこし小出しにして置いても良かったのに。
ああ…麗芳かわいい。14ページ目の恥じらい(?)の表情とか、ご飯食べないなんて勿体ないとか言われて
プイッとそっぽ向いてるところとか。そんなかわいい麗芳ちゃんを、あの変態がアァァ!!
SM大好きでいかにも頭悪そうな軍人・轟。生理的に嫌な敵役です。まあこんなのはどうせあと1,2週の命。
簡単に首でもはねられてくたばっちまえばいいさ。
鞭で打たれるだけで済んでるけど(これもこれで嫌だけど)、青年誌にありがちな容易な婦女暴行シーンが出ませんように…。
原●●の漫画みたいに、女1人犯せば話にメリハリがつくと勘違いしてるヤツは大ッ嫌いです。
この間の野球漫画でも、一度ああいう目に遭った女性キャラがその後も夜中の野外をノースリーブ・ボディコンなワンピースで
平然と出歩いてるのを読んで、ああ、この作家は結局表面のうっす〜い部分しか描けないんだ、と呆れ直しました。
おっと。デラシネの話に戻しましょう。この少佐クンは案外いい人ですね。小さいながらも紳士的というか。
轟の変態行為を煽るどころか「破廉恥な…!」って表情で引いてたし。でも独楽遊びに夢中な辺りが年相応で可愛いです。
蔡博士…第2話で麗芳が握っていた手の主が蔡博士なのでしょう。
そして1人の女を守るために敵陣を駆け抜ける陸。ああ、あんたかっこいいよ。頑張れ。
盛田先生は「苦悩する少年」の表情を描くのが相変わらず巧いです。
13ページ目の「やりきれない」というか、唇をわずかに噛みしめた悲しみと悔しさ、そしてプラスαが混濁した
目でかつての仲間を見つめるときの表情なんかもう、こっちまで心がぎゅっとしめつけられそうな感じです。
「ああ…憎んでるさ… おまえをこんなふうに変えちまった…戦争を…!!」
人も世界も間違った方向に変わって行ってしまって。だけど昔からの友達・大竹君のことを心の底では否定せずにいて。
あんな酷い目に遭いながらも人間の性善説を信じる陸…ああ、頑張れ陸。
ところで絵についてですが1話目と2話目、比べてみると微妙に変わってるのに気付きました。
それは 「下唇」 …前回2話目で薄くなって、自然な感じになってます。
あの、私…この間の盛田先生への手紙に「下唇をもう少し薄くして欲しい云々」と書いたような書いてないような(うろ覚え)。
それとも同案多数の手紙が他にも大量に届いたのでしょうか。
それはそうと、あの美しいペンタッチが復活してくれて嬉しい。2ページ4コマ目・陸の顔ラインとか、真似したいぐらい。
どうしたらこんな線が出せるんだろう。
今週の冒頭で隠していた刃物類を体中にくくりつけて武装し、敵陣に乗り込む準備をする陸を見て
某海藻系バイオレンス経済漫画のワンシーンを思い出して1人含み笑い。ここは笑いどころでは決してないのですが
伊原さんはあの漫画に密かに毒されているので。(苦笑)
自転車で単身富士山まで乗り込む途中、苦手なヘビに驚いて海に落ちて血まみれで懇願、
という構図が更に浮かんで心の中で大爆笑。…いかんいかん。正気に戻ろう。
ヤングサンデーHPのTOPに今アップされてるデラシネの絵、両手をかざす陸の笑顔にズキュウウゥゥン!!
ああんもう、可愛いv可愛いvv
なんか…2話目にして大波乱ですな。
超能力を持ってるのは敵の方でしたか。あの坊や…もとい少佐どの。
ソファに座るときの「ポフッ」が可愛いです。ところでこの大佐といい、エスパー坊やといい、
「AKIRA」を彷彿とさせます。「…西、だよ。」 「西か。旧市街だな。」所々まだ台詞憶えてるよ(映画版)
そして伊原の脳内では、坊やは渕崎ゆりこさんの声で喋ってます。(チビ六三四)
今回の冒頭で陸が自分の目の色を誉めてくれた、またはそう言ってくれる人に出会えた記念(?)として
麗芳の手錠についてたチェーンを胸にしまってましたが、それが彼の命を救ってくれるようです。
(電光石火の時の十三郎の獅子お守りの要領で)
朝のうちに急いで立ち読んで、この伏線部分を見事見落としたため、最後ページで本気で狼狽えました。
これで引き離されてしまった2人…近いうちに再会できるのでしょうか。
ところで今更ですが麗芳、下着付けてないんだね…陸をかばって立ちはだかるところを始め、
胸が見えそで見えない微妙なチラリズムがそそり…ゲフン!ゲフフン!いえ、危なっかしくてヒヤヒヤです。
陸くん、上着貸してやってよー。
陸といえば今回最高の表情は18ページ目の「麗芳は渡さない。」のアップコマ。
正直、やられました。鳥肌立つほど震えました。かっこよすぎて。やはりこういう、腹を決めた・
信じる何かのために決意した男の表情を描かせたら盛田先生はピカイチです。柴田光太郎氏も言ってた「勝負を決意した目」に
すっごい魅力があるんですよ。
ところですぐ下で私、陸パパの消息について憶測語ってますが。陸は父親がどういう理由でいないのか、
詳しくは知らされてないのですね?実の息子にさえ教えてやれないぐらいに重要な任務なんでしょうか。
めっちゃ憶測ですけどね。
ごめんなさい〜;今日は火曜日なんですが別に早売り読んだわけではなく、
下の1話目で書き忘れていたことを付け足します。
それと背景色と文字色も群青に白、だったのですが目がチカチカしてやたら疲れるため
現在のこの色に変更しました。背景の青がもう少し薄くてもいいかな?
付け足し事項1・まずは絵。アニメ絵…?いえ、全体としてはいつも通りの安定した盛田タッチなんですが
人物の目が大きく、特に女の子の目なんか少し前の作品の女性キャラと比べたらかなり手が入ってますね。
まつげがバシバシで。少年キャラにも。
「電光石火」で光之介がお千代ちゃんと出会うシーン辺りかな。目にアニメ的な太い一本まつげがピンッと立つようになったのは。
付け足し2・麗芳、よく見たら顔中アザだらけで、おまけに左腕に重そうな手錠までかけられて…(泣)
これだけでいままでどんな仕打ちを受けてきたのか痛いほどよくわかります。
付け足し3・陸ママの台詞「いつか父ちゃんみたいに誰かに必要とされる日がきっと来る…」
離ればなれにならざるを得ない・やむを得ない理由があったのでしょう。
母ちゃんは、人のために、と志を持って旅立つ夫を理解し、笑顔で見送ったのでしょうか?
旦那を愛するがゆえに離れて暮らすことを決意した、と解釈しましたが、まだ1話目なのでなんとも。
陸が物心つく前からいない父の事情が今後どう明かされていくのかその辺も興味有ります。
第二次大戦中の日本、という時代が時代なだけにどういう系統の作品になるのかかなり不安でした。
しかし戦争そのものよりも荒廃した人の心に焦点を当てており、
そして「敵国」ゆえ「厄介者」とされる主人公の孤独と悲しみに素直に感情移入できます。
主人公・椎名陸は米人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。
母とは幼い頃に死別。父は今生きているのか死んでいるのかも分からない。
サーカス一座の団員として各所を転々としていたがそのサーカスも今は廃れ、解散しているらしい。
冒頭の方で大竹君というガキ大将(?)が陸をコテンパンにのしてましたが、彼の方にも陸を殴る確固たる理由があるのですね。
単純に「敵国の奴」・「俺らとは違う青い目」という子供特有の偏見からじゃなくて「兄貴を殺された悔しさ」による言動なので、
「なんだこのデカブツ許せねー」という感じはしませんでした。どっちかというと「ああ、この子も色々つらいんだね…」と。
憶測ですがこの大竹君、後に陸の良き理解者・良き相棒になると踏んでいるのですが、どうでしょう。
陸のママが若くて美人で色っぽい〜v陸、愛されて育ったんだね。
今どこにいるのか分からない夫(陸の父)のことも息子と同じくらいすごく愛していて。
陸もそんなお母さんの愛情でもってひねくれることなく素直に育って…ヨヨヨ。
だから女の子にも優しい。助けた謎の少女を親身になって介抱する姿がいじらしいです。
で、この謎の美少女・蔡麗芳ですが。背中の刺青といい、(非常事態に発熱するの?)怪しげな追っ手といい、
どんな力を持っているのでしょうか。(この辺が“妖奇”か…)単純に「超能力」を考えましたが…
世界各国が互いに滅ぼし合うこの戦いの最中で、己の意志とは関係なく「世界を滅ぼす」力を秘めた少女が
今後どう絡んでくるか興味有ります。
アクションシーンにも気合い入ってますね〜。
暗く重く荒廃したこの時代で繰り広げられる、愛と勇気と冒険の物語。
まだ13,4歳であろうこの「男の子」が「男」に成長していく過程も楽しみです。