しっぷうどとう
<週刊ビッグコミックスピリッツ 1996年5・6合併号〜1998年34号>
何をやっても冴えない少年、長門烈は第3志望の滑り止め私立高校にいやいや入学。
ある日2年生にボコられそうになったところを2年生の剣道部員、阿南俊に助けられる。
彼の強さに惹かれた烈は後を追うように剣道部に入部。
初心者として始めた剣道、試合の度に烈の才能は輝きを増してゆく…。
大好きです。連載終了から2年以上が経過しましたが、まだまだ現在進行形で大好きです。
少年誌に載っても違和感がないぐらい爽やかなお話で、(Hシーンが一度も出てこなかった)
烈に感情移入しつつ読んでいくうちに「私も頑張ろう」と素直に前向きになれます。
連載中はひたすら「古橋vv」だった伊原ですが、こうして見てみると、かっこいいっすね…阿南さん。
さすが盛田先生のご贔屓キャラだけあって全身から発するオーラが違います。2巻だったか、烈の上半身の弱さを教える為自分の体を打たせて、かすかに赤くなっただけの肩を覗かせる所なんかもうっ!!(着眼点がどうもヨコシマに…)
阿南さんに限らず、盛田先生の描かれる男性キャラは妙な色気があって好きです。
最終回ではいきなり6年後まで飛んでましたが阿南さんの職業は専属コーチ…とみていいのでしょうか。23歳ですか。
結婚は…まだ早いか。でもお相手の祥子さんもその頃結構いいトシになってるだろうし(伊原の中では阿南さんと三田監督は出来てます。)
古橋はそれよりもうちょい後になりますが医師になってますね。(ブルーダー2巻参照)6年経った最終回でまだ大学生だったので「??」とは思ったのですが、そうか、医学生だったか…(医大、医学部は6年制)
個人的に古橋は阿南さんの姉さん(名前不明)とくっついてほしい〜と思うのですがそうなると親戚関係が凄まじいッスね
古橋、義理の弟が一遍に2人もできます。
実妹の旦那→烈 妻の弟→阿南俊
素子ちゃんが普段「おねえ」と呼んで慕っている阿南姉も義理とはいえ本当のお姉さんになるのね。うーん楽しい。